親知らず‐親知らずの治療‐

親知らず

親知らずとは通称第3大臼歯または智歯のことをいいます。
生えている状態は人それぞれで、まっすぐきれいに生えそろう人からまったく頭が出てこない人まで様々です。ですから
「親知らず=抜歯する」
ではありません。
きれいに生えていて完全に骨に埋まっているものなど、悪さをしていない場合は抜歯する必要はないのです。
しかし、日本人は顎が比較的小さいので親知らずが変な生え方をしてしまう人が多いのです。真横や斜めに生えてしまった親知らずは隣の歯を押したり、汚れの溜まり場にしてしまいます。
そして親知らず周囲の汚れの溜まり場が原因で炎症を起こすことがあります。
これが智歯周囲炎です。頭痛、耳痛を伴うこともあります。診査の時には、患部は部分的に、もしくは全部が歯肉に被われていることがあり、歯肉の周囲が赤くなっていたり、浮腫性腫脹(組織内に組織液やリンパ液が、通常より増大した状態)をみとめる炎症があり、圧痛を伴います。
歯肉に力を加えると激しい痛みがあり、膿や出血が起こります。原因としては、非常に歯ブラシの行き届きにくいところにある歯のため、歯ブラシでの歯口清掃が困難で、非常に不潔になりやすく、最近が繁殖を起こし、化膿性炎症を引き起こしてしまうことにあります。
上顎より下顎の智歯に圧倒的に多く発症し、20歳前後の智歯萌出期に多く起こります。

抜歯する際は、体調がよく局所的に炎症が無い状態で局所麻酔下において抜歯をおこないます。場合により、歯肉の切開や骨の切削などが必要となります。手術は15分から長いと1時間以上になることもあります。治療中は押される圧力は感じますが痛みはありません。

少しでも痛みがあるときは担当医にお知らせください。

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